出会い系アプリが年齢確認必須になったらどんな変化が起きるか

出会い系サイトと同じく出会い系アプリも年齢確認が必須になったらどのような変化が起きるのかを予測します。

基本的には安全性が高まりますので、18歳以上の利用者にとっては歓迎すべき変化と言えそうです。

出会い系サイト規制法がアプリにも適用されると出会い系アプリが激減して市場が再編されるかも

異性とのメールやチャットなどでの交流が可能なサイトを「出会い系サイト」と定義して、警察庁は未成年が出会い系サイトを介した犯罪などに巻き込まれないように「出会い系サイト規制法」を制定しました。

制定されたのは平成15年(2003年)なので、i-modeを使って携帯電話の掲示板サイトや交流サイト(スタービーチ等)などをきっかけに

  • 援交(援助交際)

  • ブルセラ(使用済みの下着や制服等の個人販売)

  • 個人撮影による未成年の無修正動画流出

などの女子高生や女子中学生が絡んだ犯罪性の高い売春等が頻発していた時期です。

「出会い系サイト規制法」はその後時代の変化に応じて内容が徐々に変わって、現在は男女の出会いを提供する出会い系サイト運営会社に対して

  • 男女共に会員が18歳以上であることの確認

  • サイト内の掲示板等の監視・パトロール

などを義務づけています。

つまり、18歳未満の未成年は「出会い系サイト」を利用できません。

ただし「出会い系サイト」の定義は何か、という大きな問題があり、モバゲー・グリー・Facebook・mixiなどのSNSサイトが結局出会い系的な使われ方をしていることからもこれは明らかです。

さらにスマートフォンアプリには「ソーシャルネットワーク」カテゴリがあり、ここでは「出会い系アプリ」と呼ばれる異性と交流ができるアプリがどんどんリリースされています。

ダウンロードは誰にでもできるので、18歳未満の女子高生や女子中学生でもダウンロードできます。

極端な話スマホをタップさえできれば小学生だろうと幼稚園児だろうとダウンロードできてしまいます。

未成年を犯罪から守る「出会い系サイト規制法」は出会い系アプリには適用されていない

そもそも定義があいまいな「出会い系サイト」は出会える機能を持つ全インターネットサイトに対して18歳未満が利用できないように年齢確認に徹底できなかったのですからアプリでも徹底できません。

いまのところ各出会い系アプリの中には自主的に年齢確認を実施しているものがありますが、法律的に義務化はされていません。

このような状況なのでチャットやメールなどの異性間の交流が可能なアプリが野放しになっているのが2017年1月の現状です。

性的嗜好が偏っている成人男性が未成年と出会おうと思えばいくらでも出会えてしまいます(しかしその後逮捕されたりする可能性は高いです)。

LINEやカカオトークなどの通話アプリは出会い系なのか

異性と交流できるサイトが「出会い系」だとすればスマホ利用者がほぼ全員利用しているLINE(ライン)やカカオトークなどの無料通話アプリはどうなるのか、という問題になります。

実際にラインやカカオトークのIDを簡単に交換出来る掲示板アプリが大流行して一時期大変な騒ぎになりました。

事件が起きては掲示板アプリが閉鎖されるなどの出来事が連発し、ニュースなどでもLINEによる犯罪が注目されはじめました。

犯罪に巻き込まれる未成年女性も多数いるはずですし、現在もアプリ版は流石に少なくなりましたがサイト版はしっかり残っていて、10代女性によってたくさんの書き込みが毎日されています。

IDを交換さえすれば未成年女性とおじさん、逆に未成年男性と成人女性が簡単に出会えてしまうという部分だけど見れば、LINEは歴とした出会い系アプリになります。

しかし、LINEを出会い系アプリだとすれば携帯電話の音声通話やメールアドレス、さらには固定電話機やパソコンのEメールは「出会い系」ではないのか、という話になりかねません。

いわゆる通信インフラはすべて「出会い系」となる機能を備えているのです。

年齢確認・認証をすることによって18歳未満の利用者が激減する

出会い系アプリを運営している会社は

  • アプリに何人が登録しているか

  • どのような書き込みがあるか

を把握しています。

なのでアプリ内に

  • JK・LJK・JC

  • 援助・円光

  • サポート・ホ別

などの未成年売春を匂わす書き込みがあればすぐに把握できますし、未成年会員のアカウント削除・強制退会することも可能です。

しかし、実際ほとんどの出会い系アプリでは会員の年齢確認をしていませんし、監視もそれほどしっかり行なわれていません。

24時間態勢ですべての投稿を監視できるようなお金や人員はありませんし、そもそも未成年女性は成人男性を呼び込む「餌」になるからです。

もしすべての会員に対して年齢確認を実施すると未成年の男女が0人になるだけでは済まず、未成年女性目的で登録・利用している成人男性の数も減ります。

そうなると利用者の総数が激減するのでアプリの広告収入が減り運営が困難になります。

運営費用が激増してアプリ運営会社が削除・撤退

出会い系アプリも商売ですので利益が出ないと事業として継続できません。

出会い系アプリやサイトは利益を出す為に

  • 広告をアプリ内に貼る

  • 男性から女性に対するメッセージに対して課金する

  • 掲示板投稿や閲覧で課金する

  • 写メや動画閲覧で課金する

などの仕組みを導入しています。

悪質な出会い系アプリだとサクラ、つまり偽物の女性会員を登録して男性にメッセージを送るように誘導します。

広告の場合はアプリの利用者が増えたり、滞在時間が増えると広告収入が増えます。

課金は男性が女性に対してコンタクトをとる事に対して課金しますので男性会員が女性会員に対してメールしたりすれば課金収入は増えます。

もし18歳未満の利用をすべて禁止すると

  • 男女共に総会員が少なくなり広告収入が減る

  • 未成年女性との出会いが目当ての男性が減り、課金収入が減る

ということになります。

さらに

  • 年齢確認をする人員の確保と給料の支払い

  • 24時間態勢で監視する体制

なども用意するととんでもない額の費用がかかりますので、未成年の利用を禁止することは運営会社にとってお金の面ではとんでもない額の損失になります。

そうなると採算が全く合わないのでどんどんアプリが削除・撤退することになります。

そもそもが

「楽に儲ければいい」

「儲かりそうだからなんとなくはじめてみた」

くらいのスタンスでアプリやサイトをオープンしている事業者が多いので、採算が合わないと判断すればすぐに撤退するでしょう。

残るのはノウハウと資金力がある大手出会い系サイトのアプリ版

悪質なアプリや未成年が利用しているアプリを運営していた会社が出会い系事業から撤退することによってメリットを得られるのは「出会える系」と呼ばれるサクラのいない合法的な出会い系サイトを運営している会社です。

「出会える系」とは

  • 年齢確認があるので18歳以上の男女しか利用ができない

  • サクラの会員が男女共にいない

  • 24時間365日体制でサイトやアプリの投稿を監視している(違法性・犯罪性の高い投稿がないかをチェック)

  • 警察に「インターネット異性紹介事業の届出」をしている

これらすべてを満たしている、警察に運営を認められている合法的な出会い系サイトのことです。

出会える系サイトはパソコン・スマホ・携帯(ガラケー)・タブレット端末などで使えますが、どのサイトもアプリ版をリリースしています。

ただし、アプリ版はサイト版と比べてアダルト要素(アダルト系の写メや動画)や直接的な要素(セフレ・割り切り相手募集)が機能的に削除されています。

とはいえメッセージを交換したり、日記を書いたりするSNS的な機能は充分にアプリ版にも備わっているので、暇つぶし感覚でアプリ版のみを利用する男女は多いです。

悪質なアプリが減ると自然と出会える系のアプリ版のダウンロードランキングや売上げランキングが上がりますので、会員数が増えていきます。

会員数が増えると自然と出会える確率が高くなりますので、口コミ等でも良い評判が広がりやすくなります。

出会える系サイトのアプリ版を一覧にしておきます。

  • 1996(イククル)

  • ASOBO(アソボ)

  • Jプラス

  • Best mate(ベストメイト)

  • ワクワク

  • YYC(ワイワイシー)

しっかり運営・監視する人員と広告宣伝をするお金とノウハウを兼ね備えているので、これらのアプリを運営している会社は急に出てきた出会い系アプリを運営する会社と比較するとあらゆる面で信頼できます。

恋活婚活アプリの利用者も増える

出会い系アプリと似ていますが「恋活アプリ」「婚活アプリ」というジャンルのアプリも利用者が増えそうです。

こちらも

  • 年齢確認があるので18歳以上の男女しか利用ができない

  • サクラの会員が男女共にいない

  • 24時間365日体制でサイトやアプリの投稿を監視している(違法性・犯罪性の高い投稿がないかをチェック)

  • 警察に「インターネット異性紹介事業の届出」をしている

これらの条件を満たして合法的に運営しているアプリですので、信頼できるアプリです。

もともと婚活サイトを運営していた会社が運営していることが多いのも特徴のひとつです。

多くの出会い系アプリが前払い有料ポイント制を導入しているのに対して、恋活婚活アプリは月額課金制を採用していることが多いです。

大手恋活婚活アプリをまとめます。

  • pairs(ペアーズ)

  • Omiai(オミアイ)

  • タップル誕生

  • Dear Life(ディア ライフ)

  • ゼクシィ恋結び

  • youbride(ユーブライド)

アダルト要素があるのはサイト版なのでアプリではなくサイトに移動する

実のところ出会える系でもサイトではなくアプリを使うメリットというのはそれほどありません。

ブラウザを立ち上げなくてすむのと、デザインが多少見やすいくらいです。

多くの男性にとってはこれらよりもアダルト要素の有無の方が大事でしょうし、アプリを使う特別の理由があれば別ですが、サイト版の方が機能が充実していますのでサイト版の方に男性が移動するのは当たり前と言えます。

出会える系のサイト版をまとめます。

すべて年齢確認があるので未成年もサクラもいません。

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