出会いアプリ2012年振り返りと2013年未来予測

出会い系アプリ2012年振り返りと2013年未来予測

スマートフォン普及率の

  • 2011年10月の22.9%

  • 2012年5月の29.9%

というの急速な伸びからわかるように

まずはモバイルインターネットの利用者がガラケーからスマホに日々移動しているのが現在です。

この大きな流れが止まるとは思えません。

移行理由はいくつもありますが、スマホならではの「アプリ」がスマホユーザーへの移行を促す一因となっているのは間違いありません。

2012年はなんといっても「LINE」が大きく躍進した年でした。

若者にとって無料で他者とコミュニケーション(通話を含む)というのはキラーコンテンツでした。

スマホユーザー数に異常なまでに高いダウンロード数(2012年11月30日で国内3,600万人)を考えるとスマホの新しいインフラになったと断言してよいと思います。

スマホ用無料チャット・通話アプリは無数にあります。

しかしユーザーは下記の3アプリに集中しています。

  • LINE(NHN Japan運営)

  • comm(DeNA運営)

  • kakao talk(カカオジャパン運営、日本yahooが出資して業務提携)

中でもLINEの力は圧倒的です。

既存のLINEユーザーが新規のスマホユーザーに対して口コミで勧誘する流れが成立している以上LINE独走が止まるとは思えません。

なんとかついていけるのは大きな資本(広告宣伝に使えるお金や巨大メディア)を持つcommとカカオトークのみでしょう。

出会い系サイトが興隆した時代にはインターネット=携帯(ガラケー)でしたが、いまや多くの流行に敏感な若者にとってインターネット=スマホとなっています。

スマホユーザーはかつてのガラケーユーザーと比べてインターネットに対する知識(ITリテラシー)が高い傾向があります。

幼い頃よりPCでのインターネットに触れたり、インターネットが起こす社会問題(出会い系、援助交際)などのニュース報道によって知識を高めていったのでしょう。

知識がついたとはいえユーザーが持つ「寂しい」「出会いたい」「かまって欲しい」などの出会い系と密接に関係していた感情はスマホユーザーの心の中にも変わらず存在します。

人と(ネット上だけでも)出会いたい、メル友になりたい、チャットしたいという気持ちがLINEユーザーの爆発的な増加につながりました。

最初はapp storeやgoogle playのレビュー欄やネットのLINE掲示板などでID交換できる相手を探しました。

「LINEで不特定の誰かと繋がりたい」というユーザーの欲求を解消してくれたのが「LINE関連アプリ」とも呼ばれるアプリです。

代表的なアプリには「YYフレンズ」「ヒマヒマかまちょ(・∀・)」「ひまなう!」などがあります。

※突然無くなるアプリも多いです。

これらのLINE関連アプリはLINE、カカオトークなどの無料通話・チャットアプリユーザーが異性の気になる相手をを簡単に見つけ、アプリで繋がることをサポートしてくれます。

これらのLINE関連アプリを経由したLINEでの出会いや、その結果多数起きた犯罪や逮捕のニュースによってLINEが「出会い系サイト」ならぬ「出会い系アプリ」と呼ばれることが多くなりました。

他者とコミュニケーションが取れるアプリであればぶっちゃけ出会おうと思えばいくらでも出会えます。

その多くはアプリの「ソーシャルネットワークサービス」のカテゴリにあります。

GPS機能があるアプリの流行

GPS機能を利用してご近所の人と出会えるアプリも人気になりました。

代表的なものは「スマとも」「ぎゃるる」「Eyeland(アイランド)」「Skout(スコウト)」などです。

GPS機能を利用して、地図で近所にいるアプリユーザーがひと目でわかるというのは画期的でした。

近所にいる異性を見つけたら即チャットして即会いが事実上可能となりました。

これらのアプリは出会えない系サイトにあったようなサクラからのメールやスパムのように大量に届けられるメールが無いこともあり、ユーザーから高い支持を受けました。

しかし、未成年でも利用できることから売春などの犯罪の温床となり、実際に逮捕者もでました。

「LINE関連アプリ」「GPS系アプリ」の他にもfacebookのソーシャルグラフを利用したアプリ(facebook連携アプリ)、出会える系がリリースしたアプリ(アソボ、ワイワイシー)は利用者が多く、順調に会員数を伸ばしています。

しかし、facebookと連携した出会い系アプリはリリース直後は話題になるものの、その人気はすぐ下火になりました。

いちおう実名制であるfacebookと出会いとの相性はいまいちのようです。

大きな話題としては

  • スマホ普及によるLINEなどの大幅な伸び

  • スマホ普及による出会えない系サイトの衰退

  • ユーザーのニーズを満たすLINE関連アプリの普及と未成年が関わる事件と逮捕者

  • GPS機能が使える出会い系アプリの登場と、未成年が関わる事件と逮捕者

  • その他出会い系アプリ(出会える系サイト純正アプリとfacebook連携アプリ)の登場するも明暗が分かれる

が2012年にありました。

出会いアプリ2013年予測

流行りそう、増えそうなのはfacebook連携アプリとGPS系アプリです。

  • facebook連携アプリは新進気鋭のベンチャー企業

  • GPS系アプリは出会い系を運営企業

などがたくさん製作・リリースするのではと予想しています。

facebook連携アプリは「出会い色」が薄い街コンや、結婚パーティー、交流パーティーと絡めて製作されるのではないでしょうか。

GPS系のアプリは売上げに困った出会い系サイト運営企業が運営するのではないかと。

サクラ(オペとも呼びます)を大量投入して強引にお金を稼ぐような気がします。

長続きはするとは思えませんが。

他にはメタバースと呼ばれる仮想空間内でコミュニケーションできるアプリかなと。

既に「chabi」というアプリが存在します。私が使ってみたら小学生も利用していて驚きました。

アバターで自分を着飾ってどんな年代の男女でもリアルタイムで交流可能なので、この手のアプリが増えたらまた色々犯罪やら逮捕やら話題になりそうです。

amebaピグのスマホアプリ版などがリリースされる可能性もあるので、スマホでメタバースの世界が認知されれば大きな市場となるかもしれません。

数年前(2006年の終わり頃だと思います)にPCサービス「セカンドライフ」がメタバースとして大失敗しました。

多少遅れましたが2013年にスマホアプリでメタバースが世間に認知される可能性もあり、メタバース元年云々と呼ばれるかもしれません。

無料チャット・通話アプリは先に挙げた3強が市場を支配するでしょう。

それでも参入してくる企業はあると思いますが、3強には抵抗すらできないと予想しています。

全体的な傾向としてスマホを使う人は以前のガラケーユーザーと変わらず出会いやそれに伴う刺激を求めていると感じています。

出会いのきっかけになる

  • LINEなどの無料通話・チャットアプリ

  • LINE関連アプリ

  • facebook連携アプリ、GPS系アプリ

は登場しているので、スマホ利用者ががっつりを出会いを求める一年に2013年はなるように思います。

また、もろもろ社会問題になることも間違いないので2013年か2014年には世間を騒がしそうです。

2012年にはandroidアプリによる個人情報流出も話題になりました。

2013年は「出会える」「エロ」「アダルト」を謳ったandroidアプリに個人情報を抜きとるウィルスを混入させたり、振り込め詐欺に利用するなど、悪質な犯罪にも出会い系アプリやエロアプリが絡むこともあると思います。

こういったアプリにウィルス混入させることはandroidアプリのみで起きます。

これはアプリの管理体制がアップルとグーグルで全く異なるからです。スマホユーザー数はandroidの方がiPhoneより多いです。

スマホユーザーのインターネットセキュリティに対する知識の低さにつけこんだ犯罪も多発するでしょう。

2013年は

  • 増え続けるスマホユーザー

  • (LINE等を含む)出会い系アプリ利用者の増加

  • facebook連携出会い系アプリでのライトな出会いの増加

  • メタバース普及の可能性

  • 出会い欲求とエロ欲求を逆手にとったandoroidアプリでのネット犯罪

が話題になると思います。

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