人口知能(AI)を使った出会いとこれまでの出会い系サイトや恋活婚活アプリとの違い

人工知能を使った人工知能コンなど、何かと話題になっている人工知能と出会い系での活用方法などについての紹介です。

従来の出会い系サイトやアプリとの違いなども比較しています。

婚活アプリなどのマッチングアプリで利用されるアルゴリズムが出会い系を変える?

最近何かと話題の「人工知能(artificial intelligence)」ですが、出会い系の世界にも応用される事例が出てきました。

出会い系と人工知能が上手く結びつかないかもしれませんので、このページではどのように人工知能や「アルゴリズム」と呼ばれる概念が出会い系に利用可能か、実際現状の出会い系アプリなどではどのような風に使われているかなどを簡単に解説します。

決してSF的な話ではなく、近い将来に関係する話ですし、忙しい現代人にとっては効率的な出会いを提供し、さらに少子化の問題すら解決する可能性がある実は社会に大きな影響を与える可能性が高い分野なのです。

従来型の出会い系サイトとアプリでの出会う仕組み

従来型というか日本では2000年頃より現在まで主流となっているのはSNS的な出会い系サイトやアプリです。

男性会員と女性会員は自分のプロフィールページを持ち、そこに写メや趣味やどんな出会いを求めているかを掲載します。

会員は異性のプロフィールを検索したり、掲示板に投稿されている内容や足あとを見て異性会員のプロフィールを読みます。

読んで興味を持ったら個別にメールをして、そこから交流がはじまる仕組みになっています。

機能的にはどんどん充実して、コミュニティやゲームなど、出会う方法は増えていますが基本となっているのは

  • プロフィールを見て

  • メールする

の2点です。

従来型の恋活・婚活アプリのマッチングの仕組み

従来型と呼ぶ程時間は経っていませんが、pairs(ペアーズ)やOmiai(オミアイ)などのスマホを使った人気婚活アプリでは「マッチング」という仕組みを導入しています。

マッチングは実はけっこうシンプルでお互いを「いいね!(Like)」した状態がマッチングの成立です。

ペアーズなどではマッチングが成立してはじめてメール交換できるようになるので、メールの無駄打ちが従来型の出会い系サイトと比較すると減る傾向にあります。

ただし、マッチングといっても

  • 登録している写メ

  • プロフィール

  • 自己PR文

主にこの3つを見て、お互いに「いいね!」をするだけなので、人力での相性診断に違いです。

しかし、おすすめの異性を紹介する機能ではマッチング率が上がるようなアルゴリズムを使っているようです。

人工知能のアルゴリズムとは?

アルゴリズムとは簡単に言えば数値などのでデータを使って最適の解を見つける仕組みのことです。

「ビッグデータ」という言葉が少し前に流行しましたが、いくらデータが多くてもそこから法則や傾向が見つけられなければデータに意味はありません。

出会い系や婚活アプリに関して言えば、アルゴリズムは「データを使ってカップル成立の確率や出会える確率を上げる」ために利用されます。

それではどんなアルゴリズムを使って出会える確率を上げるのか?

アルゴリズムはデータを使って処理されます。

インターネット上のデータは

  • テキスト(文字)・数字

  • 画像

  • 動画

  • 音声

の占める割合が多いです。

異性間のマッチングにおいては自己紹介文や年齢・年収・出身地・趣味などの部分で使われる文字と数字を使ったアルゴリズムが有効的になります。

例えばペアーズではマッチング数が累計3,200万回(2017年1月に公開されている数字)ありますので、どんな傾向を持った男性と女性がマッチング成立しやすいかの膨大なデータがたまっているはずです(どのように利用しているかは非公開ですし、レコメンドなどで使用されているかどうかはわかりません)。

データを突き詰めれば

  • 趣味が○○で年齢が○○の男性と趣味が○○で年齢が○○の女性はマッチング率が20%

  • 年収が1,000万円以上の男性は同世代の平均値の男性と比べてマッチング率が200%

  • プロフィールの全項目を設定している男性は全項目を設定していいない男性と比べてマッチング率が75%

などの傾向が数字でわかります。

この数字を元に異性をリコメンド(紹介、おすすめするという意味)すれば当然マッチング率が高くなり、利用者の満足度が上がります。

現在ビッグデータの活用を前面に押し出した出会い系や恋活婚活アプリは少なくとも日本には存在しません。

マッチングアプリに表示される「おすすめ」や「相性○○%」という数字は、そこまで複雑な数字の処理の基づいているようには見えないので、実際には活用されていないと考えてよいかもしれません。

しかしデータを活用することで少しでも出会える確率を高くできるのであれば、大きなビジネスチャンスが生まれそうです(もし本当に運命の人がすぐに見つかるようなアルゴリズムが発見されたらマッチングアプリを登録した直後に出会えてすぐ退会してしまい、ビジネスにならないという見方もできます)。

人工知能を使ったマッチングアプリ「Megry(メグリー)」

人工知能を使ったマッチングアプリの数はそれほど多くありません。

その数少ない人工知能を使ったマッチングアプリが「Megry(メグリー)」です。

Megry(メグリー)は人工知能の中でも、主に画像認識技術を活用したマッチングアプリです。

レンタルビデオで有名なGEOが運営していることもあり、安心感がありますのでまずは新感覚のマッチングアプリを体験してみましょう。

※その後運営会社は変更された模様です

アルゴリズムが街コンを変える?「人工知能コン」の登場

聞き慣れない言葉だと思いますが、「人工知能コン」というスマートフォンを活用したコンパ・パーティーがあります。

株式会社Chotchy(チョッチー)という会社が企画・運営しているマッチングパーティーの一種です。

人工知能コンと言ってもネット上で人と人が出会うのではなく、リアルなパーティーの場でより確実に出会う為に人工知能が活用されます。

ざっくりとした流れをまとめました。

  1. サイト(http://ai.chotchy.net/)から無料会員登録

  2. 参加するコンパを選択

  3. 指定された日時にイベント会場に到着

  4. スマホを使ってプロフィールを入力したりアンケートに回答する

  5. スマホで指定された席に座る(興味関心などの相性が良さそうな人が近くに座るようになっています)

  6. コンパ開始

  7. 気になる異性がいたら参加の名札に書いてあるIDで検索してプロフィールをチェック(いいね!のような「お気に入り(ファボ)」もできます)

  8. 共通の話題で盛り上がる

  9. コンパの途中で気に入った人に投票する

  10. 席替え+おすすめの異性を人工知能がリコメンド

  11. 最終投票

  12. カップル成立

婚活パーティーと一般的な流れは似ていますが、ところどころで人口知能によるサポートがありますので、活用すれば楽しく時間が過ごせますし、結果的にカップル成立の確率も高くなりそうです。

マッチングのアルゴリズムなどはまだまだ改善の余地がありそうですが、データが蓄積されれば精度は高まるでしょう。

新聞やニュースサイトなどでも人工知能合コンは注目されていますので、2017年は人工知能×出会いが浸透する1年になるかもしれません。

AI(人工知能)で無料の友達出会い :セカンド チャット

「AI(人工知能)で無料の友達出会い :セカンド チャット」というiPhoneアプリがリリースされました。

運営者は「MASAMI SASAKI」です。

アプリを起動するとチャット形式で好きな会話内容と嫌いな会話内容が聞かれ、その回答に基づいた異性会員を紹介してくれるようですが、精度に関しては多少怪しい部分があります。

サクラがいる可能性も無くは無いので、不審な女性会員には注意してください。

人工知能と呼べるようなアルゴリズムでもないのに、人工知能をマッチングで活用していると自称して会員を騙すアプリが今後登場する可能性もあります。

結婚相談所やお見合いサービスでは相談員がアルゴリズムの替わりの役割になっている

日本では古くから結婚相談所やお見合い相手を紹介するサービスがあります。

営利団体だけでなく、おばさんが近所に住む独身の知人に対しておばさんが良いと思う異性を紹介する光景は古い映画やドラマなどでよく見られます。

この「近所のおばさん」や結婚相談所の相談員が結果的にアルゴリズムの替わりになっています。

結婚相談所の相談員は仕事を通して様々な男女の悩みやカップル成立、結婚成立の様子を見ているので膨大なデータを脳内に蓄積しています。

近所のおばさんも同様で、知人や友人の恋愛や結婚するまでの様子、さらには離婚に至る流れなどから膨大なデータを収集・蓄積しています。

相談員はプロの目線からカップル成立の確率が高そうな相手を紹介しますし、近所のおばさんも性格が合いそうな人を紹介してくれます。

なので、人だから、おばさんだからと侮ることはできません。

彼女・彼達は膨大なデータを持っていますし、人間ならではの嗅覚・直感がありますので時にはデータによるアルゴリズムより優れた結果を残すこともあるでしょう。

人工知能がこの先どんどん発達しても、少なくともしばらくはデータによる数値しか算出できないはずです。

人口知能が人の直感やひらめきまで模倣できるようになるのは当然先のことだと思うので(もしくは永遠に訪れない)、まだまだ「近所のおばさん」的な人は活躍しそうです。

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