有力SNSアプリを運営する大手各社が共同で犯罪被害防止に協力

SNSアプリを経由した犯罪や増加しています。

中には未成年の児童が巻き込まれるケースも増えており、今のネット・スマホ社会を鑑みると放置しておけない問題となっています。

そんな状況の中

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1072644.html

こちらの記事によると、大手アプリ運営会社数社が協力して、犯罪防止への取り組みをすることが発表されました。

SNSアプリを通じた児童の犯罪被害者は増える一方

スマートフォンが普及して

  • 出会い系アプリ

  • マッチングアプリ

などを使って異性との出会いを探す男女は増えています。

しかし、出会い系アプリやマッチングアプリという言葉は割と曖昧に使われており、厳密な定義はありません。

日本の法律では男女が出会えてしまう機能があるwebサイトは18歳以上の成人しか使ってはいけないとしています。

この法律はサイトに適用されており、アプリには適用されないと解釈する会社があります。

よってアプリの運営会社によっては

  • 新規入会会員の年齢確認はしない

  • 投稿されたメッセージの内容をチェックしない

など、かなり杜撰な体制で運営されています。

このような杜撰な体制で運営されているアプリは大概「インターネット異性紹介事業届け出」を出していません。

なので事業の届け出を出しているかどうかで安全なアプリかどうかをほぼ把握できるのですが、ネットの対しての知識が全般的に乏しい未成年はそんなチェックをせずに使ってしまうのが現状です。

そして、SNSアプリをきっかけとした未成年が巻き込まれる犯罪は年々増加しています。

こんな現状を改善するために真面目にアプリを運営している事業者が協力して

「青少年ネット利用環境整備協議会」

を設立し、犯罪予防・防止に向けての取り組みをすることになりました。

青少年ネット利用環境整備協議会への参加企業一覧

青少年ネット利用環境整備協議会は幹事会社として

  • グリー株式会社:GREE

  • 株式会社サイバーエージェント:タップル誕生

  • 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA):モバゲー

  • フェイスブックジャパン株式会社:facebook

  • 株式会社ミクシィ:mixi

  • LINE株式会社:LINE

が参加しています。

右に各社が運営する代表的なSNSアプリを補足しました。

幹事会社以外にも

  • 株式会社イグニス:WITH

  • ココネ株式会社:ポケコロ

  • 株式会社ナナメウエ:ひま部

  • モイ株式会社:ツイキャス

  • 株式会社ユードー:斎藤さん

  • 株式会社ITI:App star!アップスター

  • 株式会社studio C:@メル友

  • Social Town:不明

  • Maleo:不明

などの会社が参加する予定です。

犯罪の予防・対策事例や運用ノウハウを各社で共有

青少年ネット利用環境整備協議会に参加した各社は

  • 犯罪の予防・対策事例

  • 運用のノウハウ

など、安全なSNS運用のノウハウを共有します。

mixi・DeNA・GREEは日本を代表する大手SNSです。

SNS黎明期からサービスを開始しているので、どのような利用者がいるかをしっかり把握しています。

犯罪目的で利用する人の傾向や行動パターンなども把握しているでしょう。

大手企業の先行ノウハウを後発の企業に伝えることにより、犯罪予防や抑止効果がある機能などを効率的に学ぶことができます。

学校や保護者への普及活動なども行う

インターネットは便利です。

だから色々な人が色々な思惑で使っています。

中には明らかに犯罪目的で利用している人たちもいます。

なのでインターネットに関する知識が無い子供が使うのはそれなりに危険です。

しかし、子供の親や教育現場の職員の中で充分なネットリテラシーを持つ人は少ないはずです。

青少年ネット利用環境整備協議会は保護者や教育関係者に対しての教育・啓発活動も展開していくとのことですので、このような状況を打破できるかもしれません。

犯罪は減るけれど場所が変わるだけかもしれない

もう何年も前からApp StoreやGoogleplayでダウンロードできるアプリ経由の犯罪は増えています。

悪質なアプリは警察から閉鎖要請などを受けて閉鎖されますが、悪質なアプリは次から次へとリリースされます。

そして、日本企業ではなくて海外の企業が運営して、日本語版を提供している場合は警告することなどが難しくなります。

実際にいくつかの人気アプリは海外企業が運営しており、未成年が被害者となる事件が多発しているのにも関わらず運営は続いています。

なので問題は非常に深く

  • 利用する側の倫理やネットに対する知識の問題

  • 運営会社の倫理や事業展開場所の問題

  • App StoreやGoogleplayの審査内容の問題

など色々な物事が絡みます。

ただ、SNSアプリを使うにあたって大事なことは

  • 未成年は異性と出会える機能があるアプリを使わない

  • 18歳以上の男女は18歳未満でも使えてしまうようなアプリを出会い目的で使わない

  • 出会い目的で利用するなら「インターネット異性紹介事業届け出」を出しているアプリを使う

などですので、

「アプリのランキングの上位に入っていたから」

などの理由で不用意にアプリを使わず、しっかり中身を確認して利用してください。

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