感情分析アプリ「Ginger(ジンジャー)」が人工知能でチャットやメール内容をアドバイス

感情分析アプリ「Ginger(ジンジャー)」が人工知能でチャットやメール内容をアドバイス

LINEの既読問題に疲れたり、女性に対してのメールの文章を作るのに苦心したことはありませんか?

特に現代の恋愛においてはだいたいLINEやメールなど「文字」や「文章」が絡んでくるので、LINEやメールが苦手だったり嫌な人にとってはちょっと辛い時代です。

そもそも「コミュ障(コミュニケーション障害)」という言葉が頻繁に使われるように、人とのコミュニケーション自体があまり得意でない人が増えています。

そんな時代のニーズを捉えたのが韓国企業が開発したアプリの「Ginger(ジンジャー)」です。

2011年に設立された「Scatter Lab」という企業が開発しているのですが、機能としては

  • チャットのネタの提供

  • 過去のチャットで重要だと思われるやりとりを保存

  • 相手の心理状況に応じて適切な内容をアドバイスする

などがあります。

通常LINEのようなチャットアプリでは自分とやりとりする相手との1対1のコミュニケーションで、自分の発言は自分で作成しますし、相手の文章を読み取って理解して返信する、という作業も自分の頭で情報を処理して行います。

相手の文章を読み、表面だけでなく前後の文脈や裏に隠された感情などから総合的に判断して適切な内容の返信をする、というのは実はものすごく膨大で複雑な情報を分析・処理する作業です。

受け取った情報を混乱することなく適切に処理して上手に返信したりできる人はコミュニケーション能力が高い、ということを意味します。

しかし人によっては上手に処理ができずに「LINEが苦手」「メールが嫌い」という風になってしまいます。

そんな人にとって本当に有り難いのが「Ginger(ジンジャー)」のようなサービスです。

主に恋愛時の男女向けなので、モテるメールやLINE術を身に付けたい人に向いている

Ginger(ジンジャー)はただコミュニケーションをサポートするだけでなく、恋愛が上手に行くことを目的として作られました。

チャット相手の生活リズムや返信のパターンなどを読み取り、適切な返信ができるようにサポートしてくれます。

つまり、ストレートに表現してしまうと

  • どういうタイミングや内容でチャットしたらモテるか

  • どんな内容のチャットすれば相手の気がひけるか

をサポートしてくれるということです。

2016年1月現在は韓国語にしか対応していませんが、日本語と英語に対応する予定があるようです。

世間の人工知能ブームは出会いの世界にも影響を及ぼしています。

Gingerの開発会社は韓国企業ですが、日本の企業も統計学や人工知能の技術を使ったGingerのようなサービスを開発するかもしれません。

テクノロジーは不安や不便を解消するものです。

そういう点では恋愛におけるメールやチャットのやりとり、デートに着ていく服のアドバイスなどは大きな不安がともないますので、ビジネスチャンスはとても大きなものとなりそうです。

ここからはどんなところに大きなビジネスチャンスがありそうかを考えていきます。

出会い系アプリやマッチング・婚活アプリ内には膨大なデータがある

人工知能といっても万能ではありません。

膨大なデータを処理して結果を出力するという特性から考えるとマッチングや出会いに関するデータがそもそも無いところでは輝きません。

マッチング・出会いの膨大なデータがあるところは

  • 結婚相談所

  • 婚活パーティー運営企業

  • 恋活・婚活アプリ

などが浮かびます。

もちろん大手の出会い系サイトや出会い系アプリの方がデータとなるメールのやりとりや掲示板の投稿回数は多いのですが、出会いに成功した定義となるものがありません。

サイト内やアプリ内でLINEのIDを交換することが一応は定義となりそうですが、LINEのIDを交換した男女の中でどれくらいの数・割合が実際に出会っているかは確かめる方法がありません。

デートしたかどうかもわかりませんし、さらにその先まで進んで体の関係になったり彼女彼氏の関係になったかもわかりません。

その点婚活パーティー・恋活婚活アプリには「マッチング」という仕組みがあります。

結婚相談所だと「結婚成約」があります。

恋活婚活アプリには「マッチング」のデータ量が多く、出会いに関するひとつの指標になります。

どのようなプロフィールを持った人同士ならマッチング率が高いのかなど、そこから読み取れる傾向はかなり興味深い内容になりそうです。

LINEのID交換の可能性だけならダントツで出会い系サイト・アプリ

LINEのID交換は出会いに成功した定義としては怪しいと書きましたが、出会い系を使ってまず目指すところはLINEのID交換というのは間違いありません。

出会い系内でメールをしているとメールごとに課金されますので、ゆっくりとお金をかけずに攻略するにはLINEのID交換が必要です。

となると出会い系サイトやアプリは数百万人が利用しているので膨大なデータあります。

ひとまず出会いの定義をLINEのID交換として、そこに至るテクニックなどを人工知能がサポートしてくれれば実際に出会える人たちは増えそうです。

LINEのID交換をしてしまうと出会い系にとってはお金を使ってくれる(課金してくれる)男性を外に逃がすことになります。

よって既存の大手企業等が人工知能を使ってLINEのID交換をサポートすることは難しいと思いますが、新しいベンチャー企業などでは比較的取り組みやすそうなネタです。

何よりも「LINEのID交換を人工知能がサポートしてくれる出会い系アプリ」というものがあったらネット等のニュースでも話題になりますし、口コミでの会員入会も増えそうです。

もちろん男性だけでなく、女性も出会いを求めていますし、LINEやメールが苦手な女性がたくさんいます。

人工知能によってそのような層を取り込めばまた新しいジャンルの出会いの場が生まれるかもしれません。

恋活婚活アプリでマッチング成立後にメッセージが続かない悩みを解決?

pairs(ペアーズ)やOmiai(アミアイ)などのマッチングアプリではお互いがいいね!するとメッセージの交換が可能になります。

しかし、マッチング後にメッセージのやりとりをしても途絶えてしまって続かない人が実は多いのです。

そもそも女性側が男性に興味を持っていなかったといえばそれまでですが、そんな悩みも人工知能がメッセージの文章を作ることによって解決するかもしれません。

この記事を読んだ人におすすめの記事