マッチングアプリのビジネスモデルや安全のための各社の取り組み内容

特に若い年齢層(20歳前後)においてスマートフォンからダウンロードできるマッチングアプリが流行っています。

流行っているというか、もはや「普通」や「当たり前」の出会いの場と化している感すらあります。

これはスマートフォンユーザーにとってはスマホを購入した時には既にマッチングアプリが人気アプリとして存在していたことが大きいのだと思います。

そして、友達がマッチングアプリを使って彼氏彼女を作っており、そのことについても堂々と友達に伝えているので抵抗を感じる人の方が今は珍しいかもしれません。

しかし、2017年現在30歳以上の方にとっては

マッチングアプリ≒出会い系サイトみたいなもの

というイメージというか図式が成立しており、

  • ワンクリック詐欺

  • 架空請求

  • 美人局

  • サクラ

など、「怪しい」「怖い」「不安」という感情を誘発する言葉が浮かぶはずです。

しかし実際のところマッチングアプリは昔の出会い系サイトと比べると比較にならないくらい健全です。

というか、出会い系サイトですら有名な老舗サイトなどに限定すれば出会いの場として安全性が高く、普通に優れています。

マッチングアプリに対しての不安を払拭するためにアプリのビジネスモデルから解説しようと思います。

すべての根本となる商売としてのマッチングアプリの仕組みですので、ビジネスモデルを確認して利用する際の不安を払拭してください。

大きくは

  • マッチングアプリの仕組み

  • アプリ運営会社がしていること

  • アプリ運営会社の収益

に分けてビジネスモデルを説明していきます。

マッチングアプリは18歳以上の健全な出会いを仲介するプラットフォーム

マッチングアプリは

  • 18歳以上の成人女性と恋活・婚活したい男性

  • 18歳以上の成人男性と恋活・婚活したい女性

この両者を仲介するマッチングプラットフォームです。

つまり、18歳以上の独身の男女が対象となっています。

ビジネスのジャンルとしては非常に対象が広く、ある程度お金が自由に使える人が会員になるので商売的に考えるとこのジャンルは魅力的です。

なので大手企業等が続々と参入しているのでしょう。

うまくいけば少子化対策銘柄として株式市場での人気も得られます。

マッチングアプリを運営している各社は原則として日本国内の法律を遵守しているので

  • 18歳未満

  • 高校生

以上に該当する人は利用できません。

いわゆる「児童」はマッチングアプリを使えません。

この時点で健全性・安全性はとても高くなります。

さらに、マッチングアプリによっては

  • facebookアカウントを持っている

  • facebookアカウントに友達が10人以上いる

などのような入会基準を設けており、さらに

  • 既婚者

  • 恋人がいる人

に該当する人は入会できないようになっています。

既婚者や恋人がいる人の入会を完全に予防する方法は無いのでほぼ自己申告となっていますが、年齢に関しては免許証や保険証などの公的書類を使用して確認しています。

なので公的文書の偽造や盗用などの犯罪行為によるもので無い限りは、確実に18歳以上しか利用できません。

とはいえ、文書偽造してまで登録する人の数が0になることは無いので、不安を感じたら実際に異性と会った時に年齢を確認できる書類を見せてもらいましょう。

仕組み・機能面で言うとマッチングアプリは「SNS」

実のところマッチングアプリは広義な意味でSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一種です。

よってFacebook等と機能は似ています。

会員個別のプロフィールページ、メッセージの送受信機能、足跡機能などはSNSと共通する機能です。

UI・デザイン等も熟考された上で作られていますので、SNSに慣れている人であれば簡単に使えるはずです。

ただ、「マッチングシステム」が備わっている点が普通のSNSとマッチングアプリとの大きな違いとなります。

出会い系サイトやアプリにもマッチングシステムは無いので、マッチングシステムはマッチングアプリ独自の仕組みです。

マッチングシステムは

  • 「いいね!」等で異性会員に好意を伝える

  • 「いいね!」を受け取った相手も「いいね!」を返す

  • マッチングが成立してはじめてメッセージ交換ができるようになる

という一連の機能のことです。

このマッチングシステムが「マッチングアプリ」という名称の由来となっています。

マッチングシステムが導入されることによって

  • いきなり誹謗中傷等のメッセージを受け取ることが無くなる

  • 全く興味が無い異性からメッセージを受け取ることが無くなる

などのメリットがあり、マッチングアプリの安全性向上や使う上での効率化に役立っています。

市場規模は右肩上がりで拡大中

人気マッチングアプリ「タップル誕生」を運営する株式会社マッチングエージェントの調査によると

  • 2015年のマッチングアプリ市場規模:120億円

  • 2016年のマッチングアプリ市場規模:156億円

  • 2017年のマッチングアプリ市場規模:208億円

  • 2022年のマッチングアプリ市場規模予測:577億円

という風に年々市場規模が拡大していることがわかります。

マッチングアプリの市場規模が伸びている理由としては

  • (特に若者世代の間で)マッチングアプリなど、ネットで異性と出会うことに対しての抵抗が減った

  • リクルートやサイバーエージェント系などの有名企業が積極的に市場に参入し、テレビCM・ネット広告などを沢山打って宣伝している

  • その利便性からマッチングアプリがきっかけで結婚するカップルなどが増え、口コミで広がっている

  • 良心的な料金設定となっており、若者世代でも気軽に利用できる

などが考えられます。

さらに既存の出会い方、具体的には

  • 出会い系サイトや掲示板サイト

  • 婚活パーティー・街コン

  • 結婚相談所・お見合いサイト

などを利用していた人たちがマッチングアプリに流れてきているのも理由の一つだと思います。

マッチングアプリなら月間数千円で真剣な恋活・婚活ができるので(女性はだいたい無料)、以前は高額な結婚相談所などを利用して婚活していた層がこちらに流れてくるのも納得です。

※マッチングアプリの料金等は「マッチングアプリの収益」の部分で詳しく解説します

出会い系サイト・出会い系アプリとマッチングアプリの違い

出会い系サイトや出会い系アプリとマッチングアプリとの違いについては

婚活恋活可能なマッチングアプリと出会い系サイトやアプリとの違いは何か?

こちらのページで詳しくまとめています。

代表的な違いを列挙すると

  • マッチングシステムの有無

  • 課金方法の違い(出会い系は前払い制が多い)

  • 運営会社の信頼性の違い

などがあります。

さらに、マッチングアプリになるとサクラ被害がほぼ確実に無くなるのでサクラに警戒する必要がなくなります。

※マッチングアプリは100%安全ということではありませんので注意してください

アプリ運営会社が行なっていること

プラットホームを運営するためにアプリの運営会社が行なっていることをまとめます。

ここを確認すれば各社がしっかりと健全に運営していることがわかり、利用する側としての不安は和らぐと思います。

  • 運営に必要な届け出を出して認可を得る

  • サービスのリリース・保守を行う

  • デザイン・機能の追加・改善を行う

  • CS(カスタマーサポート)を24時間365日で行う

  • 年齢確認、メッセージや写真の審査等を24時間365日で行う

  • 通報があったら悪質会員かどうかをチェックする

  • 広告宣伝を行い新規入会会員を増やす

運営に必要な免許・届け出を出して許可を得る

マッチングアプリは男女の出会いを仲介するインターネットサービスです。

実は男女の出会いを仲介するwebサービスは警察を経由して公安委員会から許可を得る必要があります。

よってイメージと異なりマッチングアプリや出会い系サイトは認可が必要な事業となります。

しかし、認可を得ること自体はそこまで難しくありません。

※サイトではなくアプリなので届け出は必要でないという見方もありますが、真面目に運営している事業者はしっかり届け出を出しています

もし男女の出会いを仲介するサービスを使っていて、サイトやアプリ内に

インターネット異性紹介事業届け出:認定番号○○○○○○○

などの記述がどこにも無い時は危険です。

許可を得ていないサービスをは大抵サクラなどの詐欺目的で運営されている違法なサービスです。

※外資系のマッチングアプリ等は届け出番号が無くてもしっかり運営されていることがあります

サービスのリリース・保守を行う

マッチングアプリは主に

  • App Store

  • Google Play

のどちらかのプラットフォームからユーザーのスマホにダウンロードされます。

App StoreはAppleが管理しており、Google Playはgoogleが管理しています。

両方とも、運営会社が作ったアプリをプラットフォームからダウンロードできるようにするためには審査を通過する必要があります。

審査を通過するためには設けられている基準をクリアしなくてはいけないので、アプリ運営会社はリリース前はその対応に追われます。

審査に落ちて何度も申請しなくてはいけなかった、という話はよく聞くのでそれなりに厳しい基準があることがわかります。

そして、アプリがリリース・公開された後も都度変わっていくアプリストアの基準に対応しなくてはいけません。

変化に対応できなければリジェクトといって、アプリストアから削除されてしまうだけですのでアプリを運営している各社はアプリストアの基準に従わざるをえません。

超有名アプリでも突然アプリストアから削除されますので、Appleやグーグルはとても厳しい基準でアプリストアを運営していることがわかります。

アプリはリリースされた後もしっかり運用されなければ会員からの信用を失います。

※アプリがリジェクトされても既存会員は利用はできますが新規課金ができなくなります

特にマッチングアプリの場合は

  • (動作が軽くなるように)サーバーの保守・拡張

  • プログラムのメンテナンス

などを行い、会員が快適にマッチングアプリを楽しめるように各社が対応しています。

重すぎるマッチングアプリなどは誰も使わないのでここをしっかりしないと会員が離れたどんどん廃れていきます。

デザイン・機能の追加・改善を行う

webデザインの流行は消費者(閲覧者)の趣味嗜好の変化によって変わります。

定期的にアプリのデザインを変更しないと利用者が

  • 古臭いアプリだな

  • 怪しいアプリだな

など、あまり良くない印象を持ちマッチングアプリの売り上げに悪影響を与えてしまいます。

さらに、会員が使いやすいように定期的に

  • 機能を追加する

  • アプリ内のイベントを開催する

  • アプリのUI(ユーザーインターフェイス)を見直す

などの行動も会員の満足度を高めるために各社が実施しています。

CS(カスタマーサポート)を24時間365日で行う

繰り返しになりますがマッチングアプリはSNSの一種です。

なので数十万〜数百万人にも及ぶたくさんの人が日々ログインして使っています。

さらにアプリ内で男女がメッセージでやりとりしたりするので何かしらのトラブルが発生したりします。

トラブルや問題が発生した時に会員が頼りにするのがCS(カスタマーサポート)です。

CS(カスタマーサポート)には

  • 課金が反映されない

  • アプリの使い方がわからない

など、様々な問い合わせがきますので、規模が大きいアプリほど多くの人員を確保する必要があります。

さらに、アプリが24時間365日で稼働しているせいか、CSも24時間365日での対応を求められます。

ただ多くのアプリはCSに関しては専門会社に外注するなどして対応しています。

年齢確認、メッセージや写真の審査等を24時間365日で行う

マッチングアプリには

  • 新規会員の年齢確認

  • プロフィールの内容や写真の審査

  • メッセージ内容の審査

など、健全なアプリ運営のために必要なチェックや審査がたくさんあります。

基本的には

  • 個別のメッセージ本文以外で個人情報を掲載すること

  • 誹謗中傷

  • 性的・人種差別

  • アダルト・卑猥な表現

等はすべて禁止されています。

あるていど機械的に対応も可能ですが、結局は人の目で無いと判断できないことが多々ありますので、運営会社はかなりの労力をこれらのチェック・審査にかけています。

通報があったら悪質会員かどうかをチェックしてしかるべき措置を行う

大手マッチングアプリになると会員数が数百万人にものぼるので色々な会員がいます。

中には

  • 詐欺目的の業者

  • 美人局のような犯罪目的の人物

  • 結婚詐欺などが目的の人

  • セフレ探しなどが目的の男性

などもいます。

しかし、基本的にはマッチングアプリは真剣は恋活・婚活目的の人しか利用できないと規約内において各社定めています。

なので登録会員によって特定の人物が恋活・婚活以外の目的で登録していることが通報されたら運営会社はその人の行動が適切かどうかを調べます。

調べる内容は会社によって違いますが、恋活・婚活以外の目的で登録・利用していると判断したら

  • 一時的な措置として休会

  • 悪質な利用者だとわかったら強制退会

のような対応をします。

しかし、中には単なる恨みなどの理由で運営に通報する利用者もいるはずなので、運営側はしっかりシェックしなくてはならず、これには時間と手間がかかります。

運営側は健全なプラットフォームを運営するため、アプリの秩序を乱すような会員に対してはしかるべき措置をしてくれます。

広告宣伝を行い新規入会会員を増やす

マッチングアプリがリリースされたらApp Storeやgoogle playに登場します。

しかし、放置していただけではなかなか会員が増えません。

特にマッチングアプリのような生活に必要な訳でもなく、なおかつ有料のサービスについては積極的に広告宣伝しなければならず、口コミだけで人気アプリになるのは困難です。

なので、

  • FacebookやTwitterなどのSNS広告

  • googleやYahoo!のリスティング広告(検索連動型広告)

  • 個人のブログ等を使ったアフィリエイト広告やクリック広告

  • テレビCMや動画広告

などに有料で広告を出稿してサービスの宣伝を行い認知度を高めています。

広告宣伝は継続的に行われる

当然のことですが、マッチングアプリの利用者はカップルが成立した時点でほとんどの会員が退会します。

会員が退会すれば運営会社の売り上げが減りますので、売上規模を維持・向上させるためには新規入会の会員を増やす必要があります。

流れとしては

  1. 恋人作りや結婚に対して意欲的な男女を入会させる

  2. 男性が有料会員になり、売上が発生する

  3. カップルが成立して会員が退会する

  4. 新規で結婚に対して意欲的な男女を入会させる

という循環を広告宣伝や口コミの拡散によって上手に作らないとすぐにサービスが廃れることになります。

会社によっては月間で数千万円〜1億円程度の広告予算を設けていますので、広告予算が潤沢な会社でないとマッチングアプリの運営は難しいと言えます。

使う側としたら次々と魅力的な男女が入会するアプリの方が良いので、広告でよく見かけるようなアプリは新規入会する男女が多いのでオススメです。

ちなみに、マッチングアプリ運営会社は会員ひとり獲得するのに数千円のコストを計算しているようです。

アプリ運営会社の収益(儲けのお金)について

マッチングアプリを運営している会社はほとんどが営利企業です。

よって慈善事業としてアプリを運営している訳ではなく、あくまでも利益(儲け)を出すために運営しています。

マッチングアプリ利用者として知っておいても特にメリットはありませんが、運営会社が儲けるお金についても簡単に説明します。

悪い例としてサクラがいるアプリがどんな風に利益を出しているかも併せて説明します。

運営会社の主な収入源は男性の月額課金

マッチングアプリ運営会社のメインの収益は

「男性有料会員の月額課金額」

となります。

マッチングアプリは無料会員のままでも利用できますが、男性がいざ女性とメッセージ交換しようとなった時は月額の有料会員にならないとメッセージの交換ができません。

このあたりはとてもよくできています。

ただ、有料会員と言っても月額平均は3,000〜4,000円くらいなので男子大学生でも有料会員になれるくらいの値段です。

しかも3・6・12ヶ月などの長期プランで最初から契約すれば1ヶ月あたり2,000円前後で有料会員になれます。

※料金プランは運営会社によって異なります

有料のオプションも貴重な収入源

マッチングアプリには月額課金の他に「有料オプション」や「プレミアムプラン」が用意されています。

※マッチングアプリによっては無いところもあります。

これらは簡単に言えば女性とマッチングする機会をお金で増やせるプラン・オプションです。

男性会員にとっては具体的には

  • いいね!できる回数を増やせる

  • 通常の会員より細かくプロフィール設定ができる

  • 女性会員から目立つ位置にプロフィールが表示される

などのメリットがあります。

女性が有料のマッチングアプリもある

それほど数は多くありませんが女性も有料でないと使えないマッチングアプリがあります。

女性も有料だと男女の両方から売り上げがあることが運営会社にとってのメリットですが、優良なぶん女性会員が入会しにくいというデメリットもあります。

※このページの記事は作成途中です。

※記事が追加されるまでしばらくお待ちください。

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