出会い系やマッチングアプリでの詐欺被害の原因になる個人情報の守り方

出会い系にかぎらず、ネットの個人情報を書き込んでしまい、それが流出して拡散するなどのできごとが多発しています。

ネットに拡散された情報はほぼ永遠にネット内を漂流します。

ネットも現実世界と同じく様々な危険があることを認識して行動すれば良いだけなのですが、それができないから色々な事件が起きているのでしょう。

このページではインターネットの出会い系サイトや出会い系アプリ、さらには流行しているマッチングアプリでの個人情報の守り方について解説します。

現代はネット時代です。

そして、ネットには様々な危険が潜んでいます。

できるだけ安全にネットを使ってください。

出会い・マッチングアプリでの詐欺被害の原因になる個人情報の守り方

そもそも個人情報とは何か、という問題や定義については

これらの記事を参考にしてください。

このページではスマートフォンサイトやアプリを利用する時に必要な個人を特定しうる情報である

  • 名前(本名)

  • メールアドレス

  • LINE(ライン)・カカオトークなどの無料通話アプリのID

  • 電話番号

  • 年齢認証に使用する書類

  • アプリのパーミッション

などを企業や他者に教える時の注意点や、どんな被害に遭う可能性があるかとその予防方法についてを解説しています。

iPhoneやAndroidなどのスマホはセキュリティ設計上パソコンより安全

たまにネットやニュースを騒がすコンピューターウィルスの問題ですが、スマホもOS(オペレーションシステム)を搭載したパソコンの一種なので関係があります。

iPhoneにはiOS(アイオーエス)、アンドロイドにはAndroidOS(アンドロイドオーエス)が搭載されています。

iPhoneとAndroidの区別が付かない場合は、iPhoneとiPad以外はほとんどがAndroidOSという風な認識でそれほど間違っていません。

パソコンで言うとWindowsが有名で、Windowsを目標として作られたコンピューターウィルスが世界中のコンピューターウィルスの99%以上を占めると言われています。

コンピューターウィルスは動物・生物的な感染症ウィルスではなくプログラミングによって人工的に作られたものです。

よって狙うOSごとにウィルスはプログラミングされます。

ただスマホのiPhoneとAndroidはWindowsよりだいぶ後に開発されたせいか、セキュリティの仕組み・構造がWindowsより遥かに強固です。

よってWindowsのようにアンチウイルスソフトをインストールする必要性は高くないと思います。

そもそもアンチウイルスソフトについてはインストールしているから安全というソフトでは無いのですが、それについては詳しく述べません。

パーミッション(許可)は随時チェック

基本的な考え方としては、iPhone・Androidの場合はアプリをインストールしたり起動する際に画面に表示される

「パーミッション(許可)」

をOKしなければ相手側から自主的にスマホの個人情報を抜き取ることはありません。

LINE(ライン)で例えるとわかりやすいと思います。

最初に起動した時に端末の電話帳のデータへのアクセス許可を求められたはずです。

そこで「OK」すればそのアプリはスマホ内の各種データを取得できますが、「許可しない」などで拒否すればデータを取得することはできません。

電話帳に限らずGPS・撮影した写メのデータすべて共通で拒否すればアプリ側ではどうやってもデータを取得できません。

特に注意したいのはAndroidアプリです。

気になるアプリを見つけてダウンロードして起動した時にパーミッションを求められた際、アプリの機能と関係の無いデータへの許可を求められたら許可しないほうが安全です。

特に電話帳は他人の情報が入っているので慎重に許可するかどうか判断しましょう。

携帯自体は安全だけど自分から個人情報を渡すとそのまま流出する

ハードウェア(端末)、ソフトウェア(OS)がいくら堅牢な仕組みでも、スマホにおいては管理権限を持っているのはスマートフォンの所有者です。

スマホ利用者の中にはIT関連の知識がある人もいれば、小学生もいます。

ネットのセキュリティ面に対しての危険性を理解していない場合、自らの手で個人情報をばらまき、トラブルに巻き込まれることもあるでしょう。

いくらスマホの仕様が安全でも、使うのは人ですので人が自主的に個人情報を相手に伝えることをスマホが止めることはできません。

例えば誰もがネットで閲覧できるLINEのID交換掲示板に自分のLINEのIDを掲載すれば不特定多数の人がIDを認識できます。

ラインの場合はLINEのIDを削除して変更すれば済むことですが、スマートフォン関連で様々なトラブルや被害に遭う人は大抵自分自身の行動によって結果を招いているように思います。

出会い系やマッチングアプリに登録する時に必要な年齢確認書類提出時の注意点

PCMAX・ハッピーメール・イククルなどの

「出会える系」

と呼ばれるサクラのいないアプリやサイトを利用するには年齢を確認できる書類の提出、もしくはクレジットカードの登録が必須です。

恋活や婚活アプリも同様で、これは安全な出会いの場を作るために必要なことです。

サイトやアプリによって多少の違いはありますが、利用可能な書類は

  • 運転免許証・健康保健証

  • 住民票・住民基本台帳カード

  • パスポート・年金手帳・共済組合員証

  • 障害者手帳・社員証・卒業証書

  • 外国人登録証明書・在留カード

などです。

日本在住の外国人でも利用できることがわかります。

運転免許証が最もオーソドックスな年齢確認方法なので例にします。

運転免許証をスマホの写メで撮影したり、スキャナーで写真をスキャンしたものをそのまま運営会社に送ってもいいのですが、そのままだと顔写真・住所・本名が運営会社にバレてしまいます。

もちろん運営会社はプロなので年齢確認に必要な部分以外はチェックしません。

だから免許証をそのまま送っても何も問題は起きませんが、万が一に備えて写真加工ソフトやアプリで番号・顔写真・住所・本名部分を塗りつぶしておくことがベストです。

そうすればその免許証からは何が起きても個人を特定できません。

どのサイトも年齢の確認ができた時点で書類を破棄していますので、公的書類が保管されることはありません。

他人へのなりすましは犯罪

ちなみに他人の書類などを使って他人になりすまして会員登録することは文書偽造罪に該当します。

裏・闇業者のような存在があり、お金を払えば文書を偽造してくれる人たちもいるようですが、そういった業者の利用は絶対に止めてください。

ちなみに男女関係なく18歳未満は原則出会い系サイトは使えません。

18歳未満でも何も制限無く使えるような出会い系やSNSはかなり危険ですので、利用はおすすめできません。

年齢確認が無いアプリを使うと運が悪ければ警察沙汰に巻き込まれる可能性がありますので、利用は極力控えましょう。

写メやプロフィール登録時の注意点

ネットで出会うためにはプロフィールの充実が欠かせません。

特に女性会員は男性のプロフィールを重要視して、メールしたり返信するかの大きな判断材料にしています。

だからといって個人を特定できるような情報を掲載してはいけません。

顔の写メは出会いを求める場なので仕方ありませんが、わかりやすい例だと

  • 電話番号・メールアドレス・LINEのID

  • 通勤・バイト先の会社名、学校名

  • Facebook・Twitterのアカウント

  • 自宅の住所・マンションやアパート名

などは掲載しないほうが安全です。

それでも写メは多少盛ったり、角度でわかりづらくした方がいいです。ニックネームも本名とはかけ離れたものを使いましょう。

TwitterなどのSNSと同じニックネーム・ハンドルネームを使っていると個人に特定が容易になるので、今まで使ったことが無い名前を使ってください。

プロフィールの自己紹介文以外にも日記の内容に注意が必要です。

日記は自分の人柄やどんなことに興味があるのかを女性に伝える有効的な機能です。

日記をコツコツ書くことは。もしかしたら最も効果的な手法かもしれないと思うくらいです。

自分の性格が相手に伝わるだけでなく、日記検索などから共通の趣味を持つ女性が訪れてくれて、コメントしてくれるかもしれません。

コメントを返したり逆に自分からコメントをくれた女性の日記にコメントすることによって親密な交流が生まれます。

しかし、プロフィールと同じく日記に個人を特定する情報を掲載するのはおすすめしません。

おおざっぱな住んでいる地域やどこのお店でご飯を食べたか、あとはどんな職業なのか程度にとどめるべきでしょう。

とはいっても日記なのでそこまで細かい情報を書く必要は無いはずです。

常識の範囲内で個人情報を守りましょう。

サクラと業者の違い

「サクラ」と「業者」は同じように扱われますが、厳密に定義すると違うように思います。

実はこの問題は個人情報保護に関係あるので簡単に解説しておきます。

「サクラ」とは出会い系サイトや出会いアプリを活性化させる目的で運営会社が作り出す架空の女性会員です。

架空の女性会員なので当然出会えませんし、相手は男かもしれません。

サクラはサイトやアプリ内で男性会員に課金(ポイントを購入したりしてお金を使わせる)させることが使命なのでお金以外には興味がありません。

「業者」は援デリなどの風俗的な業者と、個人情報収入が目的の業者に分かれます。

このページで解説するのは後者です。

個人情報の収集が目的の業者は女性になりすまして男性会員の

  • LINEのID

  • メールアドレス

をたくさん集めることを目的にしています。当然出会えませんし、相手が女性かどうかもわかりません。

ただメールアドレスとLINEのIDを集めるだけでなく

  • 何歳でどこに住んでいるのか

  • どんなタイプの女性が好みか(年上・年下)

  • 収入はどれくらいあるのか

  • 趣味は何なのか

などの個人に紐付いた情報を収集すればするほど名簿屋などに販売(もちろん違法行為です)する時に高く売れますので、興味がある振りをして詳しく情報を聞いてきます。

この手の業者とほんとうに興味を持ってくれる素人女性の見分けは難しいので、出会うまではブロックなどで容易に情報をシャットアウトできるLINEのIDの交換のみに止めておくのがおすすめです。

メールアドレスを教えると迷惑メールが届いたりしますし、電話番号を教えると勧誘の電話がかかってきたりして被害が拡大して面倒なことになります。

業者だと他にも宗教の勧誘やネットワークビジネスなどがありますので、ちょっとでもそのような誘いを受けたら縁を切りましょう。

完全無料の出会い系サイトにメアド登録するのは危険

最初から断定しますが世の中に存在する完全無料の出会い系サイトの99.9%以上が詐欺サイトです。

サクラしかいませんし、メールアドレスを登録したら

  • スパムメールがばんばん届く

  • 他のサイトの同時登録される

などの被害に遭います。

同時登録とはひとつのサイトに登録したら他のサイトにも使用したメールアドレスとニックネームで登録されることです。

よく見ると利用規約に書いてありますが、利用規約に書いてあるから合法的なこととは限りません。

同時登録やスパムメールだけなら金銭的な被害はありません。

しかし真面目な人や本当に出会いを求めている人はサクラに騙されて指定された口座にお金を振り込んだりしてしまいます。

一度振り込んだら集団訴訟して勝訴しない限りお金は返ってきません。

最初から完全無料のサイトは詐欺サイトだと認識しておくと、出会い系関連の金銭被害はほとんど防げます。

出会いアプリに関しては有名サイトのアプリ版以外は使わないという風にルールを決めておくとサクラにお金を貢がなくて済みます。

では有名サイトとはどれなんだ?ということになります。

サクラがいない有名サイトの詳細情報へのリンクをまとめましたので、興味がある方はリンク先を確認・登録してください。

業者が混じっていても24時間365日体制で監視しているので業者だと判別したら即強制退会して排除してくれています。

もし気になる女性が業者か素人女性かどうか迷ったら1週間ほど時間を置いてみてください。

業者だったらその間に業者だと判断されて退会しているはずです。

すべて優良サイトやアプリですが、ここまで述べてきた個人情報の守り方を頭に入れながら使ってください。

犯罪に巻き込まれたり、事故が起きることもあるのでサクラのいない優良サイトなら100%安全というものではありません。

スマホでは人間が最大のセキュリティホールだと認識する

プログラム等でセキュリティに脆弱性(ぜいじゃくせい)がある、という言葉が使われます。

簡潔に言えば欠点や弱点があるという意味です。

スマホにおいては既に述べたように仕様上は安全性が高いです。

しかし人が使用するものなので、人によって個人情報が簡単に流出します。

「ソーシャルエンジニアリング」というセキュリティや秘密情報を入手する手法があるように、どんなにハードウェアやソフトウェアでのセキュリティ対策が万全でも管理するのが人なので弱点や付け入る隙があるのです。

スマホを使うときも結局は自分の行動によって情報が流出したり、防げたりすることを認識してアプリやサイトを使いましょう。

Facebookと連携する婚活アプリは友達にバレないようになっている

個人情報とは少し違いますが、Facebookと連携が必要なpairs(ペアーズ)のような恋活婚活アプリがありますのでふれておきます。

Facebookの自分のウォールにpairsやOmiaiなどを使っていることは誰しもバレたくありません。

この点はどのFacebook連携アプリもウォールに投稿されないようになっています。

Twitterと連携する出会いアプリについても同じです。

連携先として恋活婚活アプリがFacebookを重視するのはプロフィールのデータや友達の数によって

  • 18歳未満が使えないようにする

  • サクラや業者の入会を防ぐ

  • 登録されている写メをマッチングに利用する

などのことができるからです。

Facebookは実名制なので本名で登録している人は多いと思いますが、pairs等では登録した名前などは公開されません。

Facebookのデータを利用することによってある程度のマナーの向上も期待できます。

このようにアプリを健全に運営する上でメリットが多いです。

Facebookと連携するとなると個人情報が抜かれるような気がして身構えてしまうかもしれませんが、Facebookも出会い系と同様にできれば個人を特定できるような情報の掲載は避けたいです。

本名はともかく、プロフィールにメアドやLINEのiD、勤務先を掲載するのはなるべき避けた方が良いでしょう。

恋活婚活アプリは大手企業が運営していることが多く安全性も高いですが、2016年あたりには悪質出会い系サイトを運営するような企業も詐欺目的で参入してきそうな雰囲気がありますので、すでに実績にある安全性の高いサービスを紹介します。

登録したい方はリンク先で詳細を確認して登録してください。男性は有料で女性は無料のサービスがほとんどです。

マッチングアプリのプロフ写メは他のSNSに登録しない物を使いましょう

恋活アプリや婚活アプリではプロフィールの充実度が出会えるかどうかに大きな影響を与えますので、ほぼ全員と言っていいくらい自分の顔写メを会員に公開しています。

顔写メを登録する時は、その婚活アプリだけで使う専用の顔写メを登録した方が安全性は高くなります。

その理由は、googleの画像検索です。

もし、TwitterやFacebookに登録している顔写メをそのまま登録しておくと、googleの画像検索によって婚活アプリで知り合った異性会員に自分のアカウントを特定される恐れがあるからです。

facebookやTwitterにも投稿している画像を婚活アプリに登録すると、googleの画像検索を使えば100%ではありませんが、SNSアカウントを特定される恐れがあります。

コンピューターによって認識されやすい画像(わかりやすい場所等)だと特定されやすくなります。

婚活アプリ内には「Facebookを公開」という機能がありますが、これはメッセージの交換をした会員にしか公開できません。

全然知らない相手に自分のSNSアカウントを特定されるのは特に女性にとっては気持ち的に嫌だと思いますので、手間ですが別の画像を用意しましょう。

ログインに使ったFacebookのアカウントの登録画像をそのまま使っているのなら、それは削除して別の画像を登録した方が安全性は高くなります。

世界的な人気出会い系アプリの個人情報がハッキングにより流出

「アシュレイ・マディソン」という世界中で人気の出会い系アプリで会員の個人情報や過去のメールのやり取り内容など流出しました。

原因はハッカー集団によるハッキングです。

流出した個人情報を元に脅迫や訴訟などのトラブルに巻き込まれる人が出ており、自殺した人までいるから笑えません。

ハッキングを防ぐのはどんなに堅牢なシステムを持っているサイトでも難しいですが、個人情報は常に流出するリスクがあるということが今回の事件で明らかになりました。

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